【Fil et bijou】 EXHIBITION -光の感覚- 7.23thu>>8.5wed
【 Fil et bijou 】
EXHIBITION – 光の感覚 –
2020.7.23 thu >>> 8.5 wed
「みすみ編み」というオリジナルの技法で銀糸とガラスビーズを編み込んだ
繊細かつ自由度の高いアクセサリーを作っていらっしゃる
Fil et bijou(フィル・エ・ビジュー)さん。
4月に予定していた個展が延期になり、代わりにオンラインでのPOP UP開催となりましたが
お待たせいたしました!ついに個展が開催されます。
今回の個展は、2017年の名古屋以来3年ぶり、長野では初の個展なんだそう。
POP UPと比べて作品数もぐっと多く、最新作もいち早くご覧いただく予定です。
また、この展示のために制作して下さった、光を纏った会場の装飾にもご注目くださいね。
そして、この個展では2日間限定でカスタムオーダー会も開催します!
【 Fil et bijou 】カスタムオーダー会
2020.7.24 sat & 25 sun
11:00~17:00 (予約制)
※おひとりずつ、上記時間内ご希望の30分程度
※ご注文品は後日店頭受け取り、または郵送致します
これまでFil et bijouさんがコレクションしてきた天然石やアンティークパーツ
ヴィンテージビーズなどから選んで作る、オリジナルアクセサリーの受注会です。
今までアトリエでも一気に広げて見せることのなかったコレクションの数々を
今回はお持ちくださるそうですよ。
既にご予約が埋まっている時間もあるようですが、まだ空きはございます。
なかなか無い機会ですので、気になる方はぜひ!
オーダーの内容としては、みすみ編みモチーフ+お好みの石(組み合わせや個数は自由)で
アクセサリーを1点ご注文いただけます。
アイテムは、ピアス・イヤリング・ブレスレット・ネックレスより1つ。
デザインは自由ですが、1人ではうまく考えられない!という方もきっと多いはず。
作家の藏藤さんが一緒に考えて下さいますので、どうぞご安心くださいね。
ちなみにお値段は、選ぶ石やパーツにより様々ですが、およそ5千~1万円程度で
お作りいただくことを想定しています。
現在、第2子の出産を控えているFil et bijouさん。
そのため、今回の個展以降はこの先しばらく展示の予定が無いそうです。
沢山の作品を直接手に取ってご覧いただける機会ですので
どうぞお見逃しなく!
初日の7/23は木曜なので、通常なら定休日ですが、今週は営業致します。
ガラスビーズが銀糸によって停め付けられ、ヴィンテージの空気を纏った
繊細で美しいアクセサリー、心惹きつけられる作品を見つけにいらしてくださいね。
【pips】メキシコの手仕事 7.4sat>>>7.13mon
【 pips 】POP-UP SHOP
– メキシコの手仕事 –
2020.7.4 sat >>> 7.13 mon
【pips】はメキシコの先住民族(インディヘナ)達が持つ
技術やテクニック、文化を継承していくことと共に
生産者たちに仕事の機会を提供し、自立を支援することを目的に
さまざまな物作りをしているブランドです。
今回のPOP UPでは、時間をかけて作られた【pips】の品々が
na-na分室に並びます。
自然をモチーフに表現された文様や刺繍が施された洋服
ヤシの葉を使って編み上げられたハットやバスケットなどなど
これからの暑い時期にぴったりなアイテムばかりですよ。
今日は、そのPOP-UPで並ぶアイテムを一部ではありますが
pipsさんよりお借りした写真も交えてチラッとご紹介します。
メキシコのチアパス州チャムラで作られたウィピル(貫頭衣)。
木綿地に縫取織(ぬいとりおり)による幾何学模様が施され
ネックライン、袖口に刺繍が施されています。
ウィピル(from チャムラ) 19,000+税
オアハカ州サンタ マリア トラウイトルテペクの人々の伝統的なウィピル。
ミシンワークによって施された刺繍の文様は、山、川、花、太陽など
全て自然をモチーフに表現されているそう。
生地はオーガニックコットン100%でハリがあります。
初めは少し硬くゴワッとする感じですが、洗うと徐々に柔らかい質感に育っていきます。
ウィピル(from トラウイトルテペク) 30,000+税
ミシュテカ族の伝統的な技法で編まれたパームハット。
今日の冒頭の写真でも被っている帽子です。
乾燥させたヤシの葉を重ねて芯を作り
その芯にヤシの葉を巻き付けて編み上げて作られています。
とても固く強く編み上げるため、型崩れしないのも特長。
被ってみた感じは、やや重量感はありますが気になる重さではなく
安定感があって、風で飛ばされる心配が無さそうですよ。
パームハット 13,000+税
こちらもヤシの葉を乾燥させた繊維で編まれたバスケット。
こちらはメキシコ南部のオアハカ州から。
丁寧に手作業で編み込まれ、ナチュラルな色味とシンプルな形が
どんな装いにもマッチします。
お部屋のインテリアとしても良さそうですね。
パームバスケット 6,800+税
こちらもメキシコ南部のオアハカから。
ナイロンコードを使用して、パームバスケットのテクニックで編み上げられています。
これ、持ち上げてみたら驚くほど軽いんです!そして、艶感もあって見た目も良い。
特にブラックなんかは遠目に見たらレザーのメッシュみたいにも見えます 笑。
大人っぽく持てるので普段使いにもおすすめですし、今月からレジ袋が有料化したので
エコバッグとしてお買い物に持って行くのにも最適ですよ。
メルカドバッグ 各6,800+税
そして、こちらは私がとっても気になっているマーケットバッグ。
メキシコ南東部、チアパス州の男性の職人達によって作られるこのバッグは
古代マヤの時代から長距離移動の際に食料を運ぶために使われてきました。
テキーラの原料でもある「アガベ」の繊維を手作業で撚ることにより
強度が増し、伸縮性があるのも特徴です。
1本の糸で編み始め、最後まで一切継ぎ目がありません。
1つのバッグが完成するまでに12日間を要するそう!
ショルダー部分はレザー。長さを調節していただけます。
もうね、この姿、抜け感にズギュンと来ちゃいます。
ネットが横に伸びるので、けっこう荷物が入りますよ。
アガベ ネットバッグ 14,000+税
こちらはミニサイズ。
スマホやミニ財布など、ポケット代わりにどうぞ。
アガベ ネットバッグ・ミニ 8,000+税
パームハットとアガベのネットバッグ(ミニ)と
ダイヤ柄が施された着心地の良いウィピルをコーディネートしてみました。
涼やかで夏らしい仕上がりに。
(こちらのウィピルは、冒頭の写真で着用しているものと色違いです)
パームハット 13,000+税
アガベ ネットバッグ・ミニ 8,000+税
ウィピル・ロング(from オアハカ) 15,000+税
あと、今回のPOP UPでオススメしたいのはこちら。ハンモックバッグ。
文字通りハンモック状のコットンバッグです。
「Back strap loom」という、メキシコで古くから使われている腰機(こしばた)を使い
手織りでトントンと柄を織っていきます。
ハンドル部分も長く残した経糸を撚って仕上げられ、全ての工程を手作業で行っているんですよ。
(この様子は皆さんにもぜひ見て頂きたいので、ハンモックバッグを織っている映像を
見ていただけるよう準備しています。)
ハンモックバッグ・アシンメトリーストライプ 10,000+税
A4サイズも入る、使いやすい大きさのバッグです。
ハンモックバッグ・ストライプ 各9,500+税
ハンモックバッグはミニサイズもございます。
(ミニサイズはワンショルダーです。)
ストライプはインパクトがあって印象的ですが、無地のタイプもシンプルでおすすめです。
無地はブラックとホワイトとご用意していて
個人的には、先月のFRANCESCA AMAM LABELさんのお洋服と合わせたら
きっと素敵だろうなぁ…と思っています。
ハンモックバッグ・ミニ 各7,000+税
何だか最後になってしまいましたが
そもそもなんで今、このPOP UPをやりたかったのかというと…。
最近は暑すぎる夏や、すごく寒い冬っていうことが多く
はっきりした季節の期間が長くなったように感じます。
これから本格的な夏がやって来ますが、夏場はどうしても
シンプルなスタイルになりがちですよね。
しかもその暑い期間が長いので、そのうち着る物にも飽きてきて
「なんだかな~」と心が躍らない時が訪れると思うのです。
そんな時に、シンプルなスタイルのアクセントとなるような
個性的なアイテムは気持ちを高揚させてくれます。
はっきりした季節こそ、スパイス小物のチカラを知って欲しいので
今回は初めてメキシコの小物を選んでご紹介することにしたのです。
ただ、あまりにもメキシコ感(?)が強いものや、民族っぽさを感じすぎるものではなく
皆さんのいつものファッションに取り入れやすいアイテムをご用意しました。
そして、モノの向こう側にメキシコで代々受け継がれてきた伝統的な技も
同時に感じていただければ幸いです。
今週の土曜日、7/4からの開催です。
どうぞ楽しみにしていてくださいね♪